今年の母の日プレゼントを考えていた時期は、ちょうどあの東北の地震と津波の直後でした。
とても心が重く。
いつもはプレゼント選びをウキウキ楽しくやるところ。
ですが、プレゼントどころじゃないという気持ちでいっぱいでした。
この頃、私と実母がやりとりしていたメールは、地震と津波の被害を憂えるものばかりでした。
そんな中、あるニュースが
そんな中、
「放射線の基準値以下の農産物が、福島産だというだけで廃棄されている」
というニュースを、母が憤りをもってメールに書いてきました。
「うちは老人家庭だからそんなの気にしないから、売ってくれたらいいのに!」
といいます。
(母は60代前半です)
それを見てふと思いつきました。
店頭で売ってなくても、ネットでなら取りよせられるのでは?
調べてみたら、はたして、ありました。
福島のある農協が直接販売している農産物セット
福島のある農協が直接販売している農産物セットのネット販売です。
いちごやきゅうり、お米など数種類を取りそろえて2500円ほどのものでした。
そこで、母に電話をして聞いてみました。
「こうこう、こういうものがあるけど、今年はこんなことになってしまって、プレゼントどころではないような気分だから、支援がてらというか、これをかわりに受け取ってもらえないか」
と聞いてみたら、ぜひよろしく、ありがとうと言われました。
実際届いたものはとても美味しかったとのこと
そこで、実家宛に配送されるように注文しました。
実際届いたものはとても美味しかったとのことで、後日母からお礼のメールが届きました。
こういうものは、たとえば小さいお子さんのいる家庭だったらやはり気にされるかもしれません。
考え方も人それぞれというところがあって、本来は贈答品向きではないかもしれません。
でも、贈ること・贈られることで、少しでも被災地のためになればという気持ちや、同じ価値観を共有できたことが、家族としてとてもうれしかったのです。
これから先も、母の日が来るたびにこのことは思い出すことでしょう。